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無職の行動記録について

無職の雑文です @yasutsura

僕は明日、去年の僕と無職になる

厳冬を耐え忍び、ついに掴み取った

1年ぶり2回目の栄光。

甲子園出場校の紹介ではなく、会社を退職するだけの話。

新卒から3年やった金融機関で吐き気から始まり対人恐怖症のようになり、診療科に通いつつ全てを投げ出す形で退職。

2ヶ月後、事務系ならイケるやろとあっさり再就職した先でミス連発からの納期遅延やらかしまくり始末書まで書き、比喩ではなく、毎日毎日上司からの叱責が続き根を上げてしまった(上司の方が)。

叱責する方が体力も使うし頭も疲れるのは自明の理。

自分はといえば、自宅で再び、あの吐き気と対人恐怖症が「よぉ久しぶり」といつの日からか親しげに接し始めた。

気づいたら、毎朝必ず出勤前には便器を抱え込み喉奥に人差し指を突っ込んで5分前に食べたパンとコーヒーと少しのフルーツを全て吐き戻す。そうしないとムカムカして気分が悪く、いつ嘔吐するか気になりっぱなしだった。

いつしか便器の中にブチ撒けたオレンジ色の吐瀉物が「行ってらっしゃい、気をつけて」と毎朝見送ってくるようにすら思えてきた。

だが「行ってらっしゃい」はコッチの台詞だと思いつつ便器のコルクを捻り、つい10分前まで焼きたてのトーストと温かいコーヒーだったゲル状物体を下水道へと見送った。

それがここ数カ月の出勤時の日課となっていた。

自分は社会人としては間違いなく最底辺の部類に位置する。

何の努力もせずにその場その場でただ、働かなければならないという意識だけで職についていたし、無能で仕事は全くできなかった。

仕事に支障が出るレベルで話が通じない、指示が抜け落ちるなどの真の「コミュニケーション障害」といってもいいと思う。

そんなこんなで働くこと、社会に出ることがすっかり怖くなり現在は、心療内科ドグマチールストラテラを処方してもらうことだけが唯一の救いとなっている。

はっきりとした診断は出ていないが、ADHDの疑いありそうだし。

そのうち心理検査があるとのことだ。

キチンと自分が定型なのか不定型なのか診断してくれるのはありがたいと思うしある意味楽しみでもある。

今宵は正社員として、真っ当な社会人として最後の夜になるのだろうか。

ハイボールがお好きでしょ

いつか会社の飲み会の二次会で飲んだハイボールが自分史上最高に美味しくて忘れられない。

とんでもない下戸に加え、とんでもないコミュ障のおかげで酒席という酒席は蛇蝎の如く憎悪の対象でしかない自分だが、あのハイボールは本当に美味しかった。

味、コク、香り、キレ、苦味、美味み、酒の知識も飲み方も何もわからない自分だがとにかく全てがPERFECTで全てがうまかった。

その日はちょうど仕事でのミスが多発していた時期で、飲み会当日もいろいろやらかしていたため、気持ちが滅入りに滅入っていた。

自分の役目が全てが終わった二次会での一杯であったからこそ優しく染み入ってより美味く感じられたのかもしれない。

外での酒席が本当に苦手だがたま〜に気が向くと自分で酒を買って自室でこっそり飲んでいたりする。

誰かと飲まず、独りでこっそり飲むというのはアル中の行動パターンらしいのであまり習慣づけてはいけないのだが。

今回はトリスの小瓶とペプシのゼロでコークハイのようなものを作ってみる。

コーラを入れている時点であの店のハイボールには遠く及ばない。

テレビCMでもよく流れているくらいなので、酒に詳しくない自分でもハイボールの材料は知っている。ウイスキーとソーダ。ソーダの代わりにコーラを入れたらコークハイなはずだ。

トリスは店頭で一番安かったので買ってみたがどうせ味音痴なのでウイスキーの違いなどわからない。

そこら辺に転がっていた紙コップを拾い上げ、底1/4ほどにトリスを注ぎ、上から乱暴にコーラを勢いよく注いだ。炭酸の泡が縁からあふれそうになった。

口を付けると、アルコールの強さに一気に頭がぼやけてきた。同時に頬が熱く染まっていくのがわかる。酒を飲んだ時はいつもそうだ。そこからの記憶は全てあやふやになる。

コーラの炭酸と甘みの中にウイスキーの苦味が確かに存在する。

胸を、肋骨の一本一本を焦がすようなアルコールの熱が胸部に広がっていく。

熱は頭に登っていき、思考を鈍化させる。

腕や体の動きも鈍っていくから脳自体を鈍化させているのだろう。

腕の動きも鈍化してはいたが、紙コップを口元に持っていくことは忘れていなかった。

脳の鈍化は体全体に広がっていく。

コーラで割っているとはいえさすがに度数37%はキツイ。

気づくと上半身は絨毯の上に寝転がり、しゃっくりがとまらなくなっている。

これは独りで家で飲んでいるからこその利点だ。

どんな粗相をしても怒られない。やりたい放題。

お手製コークハイを三度口に持っていく。

半分以上が口元からこぼれた。

全身の筋肉の何から何まで覚束ない。

あの店のハイボールには程遠い。

だが酔うだけならば手製のお粗末なコークハイで充分だ。

……そういや箱買いしてた三ツ矢サイダーがあったな。

三ツ矢で割って今日は〆ようかな。

トリスでもペプシストロングでも三ツ矢でも追いつかないあの店のハイボール

コミュ障故、もう行くことは無いだろうけど、味はしっかりと覚えている。

あの店のハイボール、いつか自己流で追いつけたらいいな、なんて。

マネーいくらでも

青森市第三セクターが経営していた駅ビル、アウガ

今月一杯で1階〜4階までの商業テナントは全て撤退し、地下の市場と駐車場、5階から上の図書館に会議室やら何やらは存続の予定だとか。

撤退するテナントの一つに「ヴィレッジヴァンガード」がある。

他テナントはサンロードに移転します、〇〇移転予定です引き続きご愛顧のほど、などのお知らせの貼紙があるが、ヴィレヴァンについては移転予定無く完全閉店するとのことらしい。

青森駅前で好きな店といったらヴィレヴァン以外に思い浮かばなかった。

しかし、好きとか書くクセに此処で物を買った記憶はほとんど無い。

いや、興味本位で買ったデスソースがあったか……

ん?待て待て、あれはイオン下田のヴィレヴァンで買った気がする。

ヴィレヴァンなんて弘前でも下田でもどこにでもあるからアウガから撤退しても誰も困らないのかもしれない。

一目でヴィレヴァンだとわからせるポップや商品、配置のセンスが好きなので見かけるとついつい用は無くても入ってしまう。

カッコイイ雑貨や音楽CDもたくさん置いてあってヴィレヴァンで初めて知って気になったアーティストもたくさんいる。

流行に疎い方なので能面をつけて活動してたfactや→pia-no-jac←ヴィレヴァンの店頭でCDが置かれてて結構有名なバンドなんだと知った(バンドの存在は彼女がプレイしてたjubeatで知った)

地元でやってる仕事が嫌でたまらなくて吐き気を催したりすると、決まってどんな仕事なら勤まりそうか妄想に耽ったりしていたものだった。今もだけど。

決まって有力候補に上がって来るのはヴィレヴァンのバイトだった。

ポップの書き方で年下の先輩に何度もダメ出しされるんだろうなぁ、でも面白そうなものに囲まれて仕事できるのなら続けられそうかなぁ、なんて淡く薄っぺらい妄想に浸っていたものだった。

「バイトしながら一人暮らしなんて無理に決まってるじゃん」とは彼女の言。

今のご時世、時給いくらのフリーターが借りれるアパートなど存在しない。

実家暮らしの一人っ子でお坊っちゃま育ちの自分はあまりにも「社会」を知らな過ぎた。

テナントでもアパートでも 金払わなきゃ居続けられない。

自分が此処に居なくても誰も困らないから。

NEETと求職者のあいだ

ニートイギリス英語Not in Education, Employment or Training, NEET)とは、就学就労職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語である。日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者を指しており、「若年無業者」と呼称している(from Wikipediaニート」[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ニート])。

新卒で入った金融機関を辞めた直後の4月、自分はニートだった。自分はニートである、という自覚を持って日々を過ごしていた。

その期間何をしていたかというと、ハロワに通って求人を見たり、窓口で就職支援の相談にのってもらったりしていた。

決して働きたいわけではなかった。

失業手当が欲しかっただけだ。

ハロワに行って求職活動をしなければ失業手当の受給資格が無かったからそうせざるを得なかった。

働きたくない。就労したくない。

それでも「求職者」として居続けられる。

見た目は「求職者」、頭脳は「ニート」。

ニートかどうかなんて気の持ちよう次第でしかないな、なんて思っていた。

そうしてハロワに通っているうちに求職活動の一環で適当に受けた会社の面接を突破し、あっさり再就職。

名実ともにニートでは無くなった。

そして8ヶ月後の現在。





仕事できなさすぎてクビ。

再び無職の春を迎えようとしている。