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無職の行動記録について

無職の雑文です @yasutsura

金融・保険は、やめとけよ

未だに金融業界ってのは人気みたいです。

某就活サイトでの、大学生への就職希望人気ランキングを覗いてみたところ、

第3位 ANA

第2位 三菱東京UFJ銀行(名称変わるんだっけか)

第1位 みずほフィナンシャルグループ

とのこと。

金融機関は知名度も高いし、安定しているイメージもあるので、何も知らない大学生であれば、なんとなーく志望先として頭に浮かぶし、なんとなーく受験してみよっかなーって気にもなりますよね。

上記はメガバンクですが、地元就職を考えている大学生であれば、まず真っ先に思い浮かぶのは地元の第一、第二地銀辺りだと思われます。

また、既卒の人や転職を考えている人でも地元金融機関の中途採用を調べてみたりする人は少なくないでしょう。

私自身、わずかな期間でしたが金融機関に勤めた経験のある身としては、なんでこんなに人気あるのか不思議でならなかったりします。

そもそも適性無いのに、新卒で金融選んだのが間違いだったんですけどね。

まず、金融・保険・証券、どの業界でも共通することなんですが、同業他社と扱っている商品に大差は無いです。

預金・融資の金利は大差無いですし、特に保証協会付ならどこ使っても一緒ですし。

また、私の元・勤め先では扱っていませんでしたが、近年はどこの銀行でも投資信託や各種保険を扱うのが当然です。大手の銀行は他業界にもガンガン食い込んでシェアを広げていくのが当たり前となっています。

どこの金融機関でも似たような商品を扱っているってことは、渉外営業担当者個人のスキルに業績の良し悪しがとっても左右されやすいです。

優秀な渉外担当者であれば、金融・証券・保険などどこの業界に行っても安定して成績を上げることができます。

事実、当時の先輩にも保険屋から引き抜きの話があったり、保険屋に転職した別の先輩がそちらでも優秀な成績を上げている、なんて事例は数多くありました。

逆に成績が悪いと目も当てられない状況になっちゃいますけどね。私がそうでした。

基本的に、体育会系の縦社会ですし、目標=ノルマの未達者は厳しく詰められますよね。

幸いにも、私はそんなに厳しく詰める上司と一緒になったことはありませんでした。ですが、持ち前の豆腐メンタルのために毎朝吐いて仕事中も吐いて、全く仕事できなかったので早々に辞めましたけど。

とりあえず思い出せるのはクレカとかカードローンの件数ですかね。一人辺り〇〇件、みたく獲得件数が決まってて

新人でも窓口担当でもそれは変わらないので、窓口で取れなかったら親兄弟親戚友人と元々あるツテを総動員させるのは当然となってますし。

当然ツテだけじゃ足りないですし、窓口で勧誘するんですけど年寄りしか来ないんで、年齢上限引っかかるし。

渉外営業担当者のが獲得しやすいかもしんないですけど、外回っても年寄りしかいないから作れないことも多々ありますし、そもそも内勤よりずっと多く目標設定されてるからいくら取っても足りなかったり。

それでも大手の地銀より取扱商品が少ない=要求される目標も少ないんで微温い環境には違いなかったとは思います。

カーネギーの本で見た保険屋さんの話によると、

保険外交員の9割は1年以内に辞めていくんだとか。

戦前のアメリカの話ですけど現代の日本と大差ないなぁって思います。

金融・保険は確かに土日休めて高給取りで残業も少ないかもしれませんが、それは結果を残せる一握りの話。

比較的雇用も多く、保険代理店は常に人員募集してる会社も少なくないですが、それだけキツくて辞める人が多い。

全国的に地銀の統廃合が進んでいますし、フィンテックなど金融業界の技術革新も進むことで、簡単な事務処理といったような業界内での人間のやる仕事はどんどん少なくなっていきます。

ロボットがフロント応対するホテルがあるくらいですし、ロボットが窓口応対する銀行が出てきてもなんら不思議はありません。

なので、ますます結果を残せる=稼げる人間しか業界に残っていられなくなるのは必然でしょう。

時代や環境は悪化の一途を辿ることとなりますし、お薦めできる職業ではありません。

金融・保険は、やめとけよ。

それでも金融を志す若人達に、祝福が与えられますよう。